Case 事例紹介
Case02WEBシステム開発、保守・運用
システムリプレース
レガシーシステムの刷新
お客様内で、使用しているシステムの改修をしようとしたら、プログラムで使用している言語のサポートが切れているため、想定以上のコストがかかることが判明。
そこで新規開発も視野にいれて検討中とのご相談があり、参画させていただくことになりました。
動くものはあるが設計書がないという割とありがちな状況の中、リバースエンジニアリングをしたり、画面の動きからの調査をしたりと様々な手法で解析を進めていきました。
同じ機能を作り直すだけという要件だったにも関わらず、メンバーの技術魂に火が付き、機能の効率化を含めた提案をしながら、プロジェクトを推進しました。
結果として、お客様の想定以上の刷新を実現することができ、それ以降、他のシステムも同様の手法で、多くのシステム刷新を現在でも継続的に実施させていただいています。
営業も含めたチーム体制
日報や月報といった報告書が、各現場でExcelにて管理されており、しかもExcelがゆえのフォーマットがバラバラで吸い上げるのに毎回相当な苦労をしているという話を伺い、システム化の提案をさせていただくことになりました。
ご相談をいただいた当初、お客様側ではネイティブアプリを検討していました。ただ、弊社だと限られた予算と納期の中で要望通りの実施するには無理だとの判断が社内で下りました。
そこで、弊社の得意とするWEB化で思い切って提案。
要望どおりではない提案であったこともあり、提案時には営業だけでなくアサイン予定の技術メンバーも参加し、熱意をもって対応させていただきました。
後々、お客様からも「営業だけでなく、実際に開発時に手を動かしたり、今後やり取りをする方と提案時に話をさせていただいたことが大きかった」と弊社選定の理由を教えていただきました。
開発スタート後の定例会議には、技術メンバーだけでなく、定期的かつ継続的に営業も参加しています。
より安心のできるチーム体制でプロジェクトを進めることで、お客様とのより良い関係につながっていくという点もトライネットの大きな特徴の一つです。
寄り添う姿勢
上記の「レガシーシステムの刷新」内で触れた技術魂に火がついたきっかけは、現場の方が使う時をイメージしたことでした。
現状の調査が想定以上に困難だったのもあり、調査していく中で、「こうしたほうが使いやすいのではないか」「この操作性は省けるのではないか」といった疑問点が湧いてきました。
現状システムと同じものをという制約がある中ではありましたが、使う人が使いやすいシステムを構築したいという技術メンバーの思いを提案し、快く受け入れていただきました。その後、実際に使うユーザの視点に立ち、考え抜くことで、機能の効率化にもつながりました。
こういった流れは、システム開発の基礎ともいえますが、実際にそれをシステムに反映するのはなかなか難しいケースが多いのも事実。それを成し遂げられたのは、開発メンバーのお客様へ寄り添う姿勢がもたらした結果でした。
利用技術
- Java(Spring)
- C++
- HTML、CSS、JavaScript(React、jQuery等)
- Azure
- Linux
- Azure SQL Database
- Apache、Tomcat